ヤマハ袋井テストコースのイベント その2
2008年 11月 20日
最後になったが、展示車両をゆっくり見る機会が与えられた。跨ったりすることは許されないが、少しだけ触ったり、第一関節まで指を突っ込んでも良いらしい(爆)
ヤマハ最大の失敗作といわれたSC-1 175cc。
YDS-1近影。
いつの時代も、ヤマハのレーサーは美しい。
DS-6近影。
コンビ・メーター二態。まずはYDS-1。
YM-1。こういうところの美しさは流石ヤマハ。
キャンディゴールドが美しいリトルツインのHS-1。コレも乗ってました。
ヤマハ実質上の二号車であるYC-1。
「濡れたシャンゼリゼの舗道の色」といわれた車体色が素敵です。プランジャーサスやハブ周りのこのクオリティの高さはどうだ。高級車であるぞよ。
ミニカフェレーサーといわれたGR50。
ナナハンの傑作、三気筒のGX750。
一本マフラーからは良い音がするんだ。このエキパイは管楽器のように美しい。
突然ですが、ここで問題です。
これはなんというバイクでしょうか?下の2枚だけでわかる人は相当のヤマハマニアだ(笑)。
正解は、前述のSC-1(175cc)である。
1960年、シルバーピジョンとラビットに席巻されていたスクーターのジャンルに、ヤマハが満を持して送り込んだスクーターである。美しいスタイルのモノコックボディ、前後片持ち車輪、トルクコンバーターAT、モノピースホイールによるチューブレスタイヤ、シャフトドライブ… 凝りに凝っていた。同年に発売されたMF-1(50cc)とともに、凝り倒したメカニズムが最悪の整備性を産み、リコールや返品の嵐で、MF-1とともに、ヤマハの経営が危機を迎えるほどだったといわれている。この後に発売されたメイトやYG-1が爆発的に売れ、ヤマハは危機から脱出した。いわば、ヤマハの汚点とも言われているスクーターである。
画像からもその凝り倒しぶりが伝わるだろうか?
初めてじっくり見ました。見れば見るほど凝っています。ボディシェイプが美しい。フロントフェンダーのエンブレムも立派だし、フロントの片持ちも凝った造りで、ホイールなんか物凄く綺麗だ。この時代にこれだけのものが造れるのは凄い事だ。
舐めるように見入っていたら、ヤマハWEBマガジンの人から取材されてしまった。フォトアルバムのページの最後のほうに出てますよ(笑)。
不思議な人に見えたんだろうな~(笑)。
気が付いたら、見学者はみ~んな帰っちゃってやんの。
駐車場に残っているのは私達のバイクだけだった(笑)。
袋井で大豆大臣さん達と別れ、帰りは素直に東名で帰りました。
いや~~~メッチャ楽しかったぁ。
また来年も行こうっと。
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