Rブレーキパッド交換
2009年 01月 11日
私の乗り方は、Rブレーキを多用する。
したがって、Fブレーキはほとんど減らない(笑)。現在28,000km走行で、Rブレーキパッドは4セット目である。
今まで使っていたのは、ベスラのオーガニック。安くて減りが遅くて効きは良いが、ブレーキダストが多いのとディスクローターに対するアビュース性が高かった。まぁ可もなく不可もなくといったところ。
今回選んだのは、デイトナの『赤パッド』。真っ赤な色が安っぽくて恥ずかしいが、ナップスの店員オススメの一品である。ネットで調べてみたが、評判はなかなかよろしいようだ。
用意したのはこれ。
工具は、5mmヘキサゴンレンチと12mm・14mmメガネレンチ。ケミカルは、パッドグリスとシリコングリスとパーツクリーナー(写っていない)、洗浄用に台所用洗剤と古ハブラシとバケツに入った水。
オリジナルのパッドピンはすぐ錆びる代物で、私のはステンレス製のものに換装している。
まずはこのキャップボルトを取り外し、パッドピンを緩めておく。
次に、キャリパを留めている12mmと14mmのボルトを外す。
パッドピンを外し、磨り減ったブレーキパッドを取り外す。
ベスラのブレーキパッドはこんなんなってました。これじゃヤバいです。
パッドシムの内側には、鳴き留めのシムが入っている。材質は紙製ガスケットのように軟らかい。
デイトナの新しい赤パッドはこんな感じ。品番は#62090。ホンダCB750とかJADEとかCBR600FとかシャドーとかGL1500とかのF用と同じもの。セミメタルで、純正パッドに比べ、μは15%アップ、耐摩耗性26%アップ、ローター攻撃性79%ダウンだそうです。
キャリパと外したパーツを、中性洗剤で洗浄。仕上げはパーツクリーナーできれいにしておく。
洗浄したキャリパピストンにシリコングリスを塗布する。届かないところは綿棒を使う。
キャリパピストンを面一になるまで慎重に押し戻し、溢れたグリスを拭き取っておく。
シムにパッドグリスを塗布する。うすーく塗るのがコツです。
キャリパ側にもパッドグリスを塗布する。こちらもうすーく塗る。
キャリパホルダボルトの摺動部・パッドピンにはシリコングリスを塗布する。
バラしたときと逆の手順で、キャリパを取り付ける。パッド前側の爪が、キャリパホルダの窪み↓部分に上手く引っかかるようにしないといけない。
組み上がったところ。赤いのがチラ見えしていて恥ずかしい(笑)。
キャリパピストンを押し戻したので、Rブレーキを何回か動かして(踏んで)やって、ピストンを押し出してやる。これをやらずに走り出すと大変危険なので、必ずやりましょう。
作業自体は20分ほどでおしまい。リヤは楽なモンです。
今日は乗らないので、試乗記はありません。あしからず。
フロントパッドを点検してみたら、まだ大丈夫そうだった。
30,000km過ぎたら変えてやろう。
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