お通夜
2007年 06月 17日
昨日は勤務だったので、職場から直接電車で駆けつけた。
途中、2回も乗り換えたのだが、やっぱり電車は疲れるなぁ。
故人に敬意を表して、バイクでイクイクしても良かったな。
S市の市営斎場は、かなり巨大だった。
しかし、その斎場を埋め尽くす程の人出である。
通夜に訪れる人の多いこと。
ざっと見て500人は下らなかったんじゃないかな?
焼香には1時間以上並んだ。
そこで偶然にも、古いバイク仲間N氏と遭遇。
故人との繋がりがないはずの人だと思ったが、
実はN氏が経営する会社の役員が、故人の長兄だという!
なんと言う偶然!
なんと言う繋がり!!
でも、そのおかげで、並んでいる間は退屈せずに済んだ。
故人は、少林寺拳法界のカリスマ的存在だったということで、
参列していた人たちは、80%くらいがその世界の人だったのかも知れない。
顔の前で手を合わせる独特の挨拶がそこここで見られた。
また、父親が写真家だったということで、幼少から青年期の写真が多く展示されていた。
2年前のアサマミーティングで撮った写真を額装して、香典と一緒に持参した。
故人がカワサキW1Sで浅間山の麓を走行している写真である。
我ながら良く撮れているショットだった。遺族にはとても喜んでもらえた。
驚いたのは、祭壇の横に、そのW1Sが飾ってあったことだ。
故人の代名詞だったそのW1Sを飾るなんていうのは、少林寺オトキチ倶楽部の仕業に違いないが、故人を偲ぶのには、これ以上の演出はあるまい。
自分が死んだときはMT-01をこうやってもらえたら嬉しいな。音楽も是非流してもらいたいな。
曲は、パブロ・カザルスの名演奏、バッハの「無伴奏チェロ組曲」の第三番、第一楽章から第六楽章までをループして。
斎場を出てきたら、夕陽がとても綺麗だった。