浅間ミーティング
2007年 10月 09日
今回はナニが何でも行かねばならぬ! 万障繰り合わせてイクイク~!です。
浅間ミーティングクラブの創立者でありカリスマ的存在だった中沖満さんがこの8月に亡くなったので、今回は『中沖さんを偲ぶ会』と銘打ったミーティングとなりました。
6日夜の偲ぶ会第一部
今回は、中沖さんのご遺族を招待しています。
副理事長による黙祷で始まり、名物会員N川氏の司会進行で、有志の会員から、中沖さんとの思い出のコメントをいただく。
二輪界の有名どころも駆けつけてくださいました。
会場の音響が悪く、中央に座ったご遺族が聴きづらそうでしたが、コメントを下さる方にしっかり身体を向けて聴き入っていました。ご遺族の方々は、中沖さんがそんなに凄い人だったとは思っていなかったらしく、さぞ驚いたことでしょうね。
翌7日も快晴。私の普段の行いが良いからですね(笑)
偲ぶ会第二部です。日帰り参加も居るので、どうしてもこういう展開になります。
クラブの旗は半旗にしてあります。これは、中沖さんに弔意を表してのものです。
昨晩と同様に副理事長の黙祷に始まり、同じくN川氏の司会進行で偲ぶ会が始まりました。夕べと違うのは、有志によるコメントではなく、司会の指名によるものでした。
浅間の参加者は、誰でも少なからず中沖さんとの繋がりがあるので、どなたのコメントもいい話ばかりでした。
中沖さんゆかりのマシンたちも並べられました。今はそれぞれ別のオーナーのもとに嫁いでいますが、実際に中沖さん本人が乗っていたバイクです。
ヤマハXS750SP
モトグッツィ LE MANN 1000
上のXSは、アクテビィティの茂木氏による仕上げです。20年以上前、仕上がった際に中沖さんの調布の家まで届けさせていただきました。下のグッツィは、言わずと知れたグッツイの神様神宮司さんによる仕上げ。400ccのバイクを凌駕する軽さです。両車とも中沖さんの生前に、譲って下さるハナシがあったので手を挙げたんですが、値段的に合わず諦めた記憶があります。でも、Y西さんのところに行っているXSはマジで欲しいなぁ。このバイクを本当に扱えるのは私しか居ない(笑)と思うんですが… Y西さん、どうでしょうか??
偲ぶ会は午前中の前半で終わり、後半はコンクールデレガンズです。
中でも気に入ったのは、カワサキのビッグホーン。
神戸から参加のこのオーナーは、ビッグホーンのフロント周りをバラして、ジムニーに積んで来たんですよ。会場の片隅で、一人で組上げてましたよ。こういうことをする人が居るから、浅間は面白いんです。
会場はこんな感で、ジャンルにとらわれず、雑多なバイクが集まっている。
2CVも来てましたよ。MT(!)のエグザンティアも来てました。
ところで、これ↓知ってますか?
前後輪駆動のROCON『ローコン』です。確か北米製です。
農業用に開発されたバイクで、リコイルスターター178ccエンジン・副変速機付遠心クラッチ。
前輪の駆動は、エンジンから前輪上部までユニバーサルジョイントを介したシャフトで伝達し、前輪上部に設けられたベベルギアでチェン駆動するという複雑さ。
Fブレーキ↓にも注目していただきたい。これで停まれるのかどうかは甚だ疑問である。
ぶっといタイヤを履いたホイール内は、液体を入れられるようになっていて、農薬散布等に役立つということである。こういうのも来るんですよ。面白いでしょ?
浅間ミーティング参加者は、自分のバイクに看板を取り付けることになっています。参加証に添付されている札を貼り付けるだけでも良いんですが、中には力作を作って持ってくる方も居ます。優秀作品は表彰されます。
んで、こういう↓のがありました。
いつもミーティングの解散時に、帰路に着くバイクを中沖さんが見送っていたんです。
その姿を再現した『中沖人形』です(笑) 傑作でしょ。
頭の禿げ具合、後頭部の残り少ない頭髪の感じなんかは、ご遺族のお墨付きでしたよ(笑)
いつもは「またお会いしましょう」のプラカードを持って見送っていたんですが、先に天国へ旅立たれたから、「お先に!!」のプラカード。
皆の涙を誘っていました。
帰りの関越は、メッチャクチャに混んでましたよ。
ず~っとチャリンコベル鳴らしながら(笑)のすり抜けで、なんだか現実味が薄れてきて、TVゲームをやっているかのような錯覚に陥ってしまいました(笑)
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